普段、ルールやプロセスを作って、他者に使ってもらう立場にいますが、浸透までの道のりは決して短くありません。
特に、新規ルールの導入は、そのルールの背景まで伝達できて、初めて共有レベルに達するなと思うことがあります。
多くの場合、自分にも非があるのですが、この本を読んで、自分の心のあり方をしっかりと考えなくてはならないと思うようになりました。
超一流弁護士が解説するコンプライアンスの書籍なのですが、実はコンプライアンスが人間の心の有り方や生き方と深くつながっていることを教えてくれます。
<参考>
・継続的に成長できる企業ほど、正しいことに熱心
・お客さんの2つの期待
- 顕在的な期待
・要求していないが、当然やって欲しい
ex. カスタマーサービス
- 潜在的な期待
・この会社と関われば、自分によいことがあるだろう
・世の中で起きているほとんどのことは、グレーゾーンにある
・多くの不祥事が起きる理由
- 問題に当たったとき、正しく道筋を判断できないから
・ミッションが確立されていれば、悩んでも解決する
・負のスパイラルによる無関心
- 言われた通りにやっていればよい
- 責任はなるべく取らない
- お客さんの意向よりは自分の都合
- お客さんのことは無関心
・エクセレントカンパニーに向かって
- 悩み続ける
- プロセスを重視する
- 信頼関係を破らない
- 法令を遵守する
・フリーライド
- ただ乗り
- ソフトの違法コピー
- これで利益を出すことはしてはならない
・古い業界に不祥事が多い理由
- ただ、やればよい
- 言われたことをやればよい
・自分を変える
- 自分のミッションを理解する
- きれいなエネルギーを補給し続ける
・瞑想 きれいな空気を吸う
- ぶれない軸を作り、維持する